「さむしんぐえるす」
「ぶじです」

《2021/絵画/キャンバスに油彩》

■「キテミテ中之島2021」出品作品のコンセプト■

何かを思いつくことは、制作の入口。新しい発見と既に知っていたことを、テーマに沿って、次々と描いてゆく。関連性が無いと思われるモチーフ達ですが、色と形でひとつになる。今回出品の絵たちは、最期に見ると言われている「走馬灯のように記憶が映像としてよみがえる」を意識して描いている。「さむしんぐえるす」だと信じて。

■「キテミテ中之島2021」への想い■

「人々のため、世の中のために何か役に立つことをしているだろうか?」とよく考えたりします。絵を描くこと自体は、かなり個人的なことだと思います。しかし、このイベントは、自分の手から離れた絵たちが、不特定多数の人々とコミュニケーションをとることで、何かしらの力を発揮するでしょう。

■Profile■

1958
東京に生まれる

1982
東京藝術大学油画科卒業

1984
東京藝術大学大学院壁画研究室修了

1985~88
「海と魚」を研究するため、小笠原諸島父島・母島に移り住む

現在 画家、国画会会員、近畿大学文芸学部教授、喜多美術館理事

【個展】

 25回

【公募展・受賞】

1989
国展、新人賞

2003
国展、新人賞

2005
昭和会展、東京海上日動賞

国展、損保ジャパン美術財団奨励賞

2006
損保ジャパン美術財団選抜奨励展、損保ジャパン美術賞

《Photo image 仲間たち・しりとりの図/2017》