みにくい顔

《2020/グラフィックデザイン/ベニア板、アクリルガッシュ》

■「キテミテ中之島2021」出品作品のコンセプト■

この作品を見て、これがグラフィックデザインなのか?ファインアートなのか?タイポグラフィ?ペインティング?平面作品なのか立体のオブジェなのかと不思議に思ってもらえて、今までになかった体感を味わってもらえるような作品をつくろうと考えました。広告メディアや物質でいうと紙の上から「グラフィック」を脱して、生き生きとどう面白く遊ばせられるのかに徹し、新しい表現を導き出し、かつ自分の考えを形にさせ制作しました。

■「キテミテ中之島2021」への想い■

「駅」という最も日常生活においてありふれた場で、毎日のように大勢の見知らぬ人たちと時間を共にする場所で、アートイベントを開催されていることにとても魅力を感じ、意義があると考えます。
そして、アートとはあまり縁がなさそうに思える中之島で行われることにむしろ意味を感じ、見る人への発見や作る者の挑戦があると考えます。‘vision’(展望)& ‘mission’(役目)、自分の創造と社会の関わり、これはとてつもなく難解なテーマで、さらにアートと社会のつながりを創造していくことは遥かに高い次元です。しかし、これ以上世に面白いテーマはないと考え、もっともっとその次元に近づけるような表現をしたいと思っています。

■Profile■

1999
兵庫県生まれ

2021
大阪芸術大学/芸術学部/デザイン学科/グラフィックデザインコース卒業

現在 大阪府在住

【個展】

2021
大阪芸術大学卒業制作展

【グループ展】

2018
サンニンテン、大阪芸術大学体育館ギャラリー

《Photo image がん ポスター/2018》